前回、書籍の"PDCA手帳術"を読んだ記録を投稿しました。
それ以前にも手帳絡みの本を読んで手帳の付け方を少しずつ改善していたのですが、改善していく中でこれまで使っていた手帳では不便さを感じるようになってきたため、手帳のバインダーを新調しました。
購入にあたって何を大事にしてバインダーを選ぶか迷いに迷い、買うに至るまで数ヶ月かかったので、自分なりに考えた部分をまとめてみたいと思います。
同じように悩んでいる方の手帳選びの参考になれば嬉しく思います。
長くなったので、目次とか初めて使うはてなブログの機能を使ってみたました(笑)
- 【これまで使用していた手帳】Davinci A5サイズシステム手帳 (詳細不明)
- 【新しい手帳を選ぶ際に迷ったこと】機能を集約するか複数にバラすか
- 【購入した手帳】PLOTTER 6穴リングレザーバインダー プエブロ A5サイズ
- 関連する品物たち
- その後のPLOTTERの使い方に関する記事
【これまで使用していた手帳】Davinci A5サイズシステム手帳 (詳細不明)
以前の記事にも投稿したことがありますが、メインの手帳にはA5サイズのシステム手帳を利用していました。
学生時代、就活のときに大学近くの文房具店で購入したものです。
価格は8000円程度で、社会人になってからも使い倒そうと考えて当時にしては頑張って購入した記憶があります(^^;
(結局入社直後にスマホが普及し始めて、スマホのスケジューラに移行することになりましたが(笑))
その後数年してから再度この手帳を使い始めました。
この手帳を使っていたときのコンセプトは下記のとおりです。
Davinci手帳を使っていたときの目的
- 今までスマホに頼っていたスケジュール管理・タスク管理をシステム手帳を主に移行する
- スケジューラ、読書記録、ノートなど、使いうる機能をなるべく多く1冊の手帳に集約する
- スケジューラとして頻繁に手帳を開閉するようにすることで、読書記録やノートなどの見直しを行う際のハードルを下げる
実際に手帳に機能を集約ことで「読書記録を書こうと思ったけどノートがない」といったことは減りました。
また、革の手帳にしたということで革の経年変化を期待して手にする事自体が楽しくなるというプラスの効果も得られました。
その後、使っているうちに感じてきたのは下記の点です。
使用していて感じたこと
- 使う頻度が機能によって異なる
- かばんから出す際、デカすぎてかばんに引っかかりやすい (取り回しにくい)
- 長く使って自分の相棒に育て上げるのなら、良い革を使いたい
1つ目の使う頻度ですが、読書記録や勉強のノートなどはスケジューラに比べて使用頻度が低くなってしまいます。
だからこそ機能を集約して忘れないようにしていたのですが、集約するということはやはりサイズが大きくなってしまいます。
通勤用のかばんに入れる時は会社についてから取り出すだけなので、少々でかくても気になりませんでした。
ところが、プライベートで持ち歩く時は柔らかいかばんを使用しているため、スケジューラにメモしたくて外でかばんから手帳を出し入れしようとするとき、かばんに引っかかって出し入れがしにくいという2つ目の問題が発生しました。
柔らかいかばんから手帳を取り出すと、他の荷物の重みで手帳が入っていたスペースが勝手に殺されてしまい、再び入れるときに一度机に置くなどしてスペースを確保してから手帳を入れなければならず、それが取り出しを億劫に感じさせるようになりました。
3つ目は書いたままですが、学生時代に頑張って買ったとは言え、社会人になってから再度ラインナップを見てみるともっといい革の製品がたくさんあるため、どうせ同じ時間をかけて愛用するなら良い革のものを買って、そのエージングを愉しみたいという思いが芽生えてきたということです。
【新しい手帳を選ぶ際に迷ったこと】機能を集約するか複数にバラすか
これまでの手帳は機能を集約したためにサイズが大きくなり、プライベートのときの取り回しが難しくなってしまうことで使用頻度の高い機能を利用するのが逆に億劫になってしまうという事が問題でした。
一方で、掛けるスペースが小さくなってしまうと現状スケジューラに書き込んでいる項目を見開きの中に収められないということもあり、手帳そのものサイズをA5から落とすというのは考えにくい状況でした。
機能を集約するかバラすか。私が考えた利点と欠点は下記のとおりです。
機能を集約した場合
利点
- 多くの機能が一緒に綴じられているため、それらの機能を利用した行動を起こす際のハードルが低くなる(勉強を始めやすい、過去の内容を見返しやすい)
- (似たような話ですが、)すべて一緒に綴じているので、持ち出し忘れるという事が減る
- 多くのことをする際に「愛用する手帳を取り出して」行動を起こすため、手帳に対する愛着が湧きやすい → 愛着のある道具を使って作業をするのでモチベーションが上がる
欠点
- 集約することでサイズ (厚み) が大きくなる
- (サイズが大きくなることによって、)使用頻度の高い機能の利便性が損なわれる
機能をばらした場合
利点
- 利用頻度の高い機能が独立しているため、取り回しが容易になる
- 1機能ごとにバインドできるため、各機能に対して適切なサイズのバインダーを選定できる
- 必要な機能のみ持ち歩くことができるため、荷物全体の総量を減らすことができる
欠点
- 機能がバラバラになっているため、利用頻度の低い機能に関しては当初危惧したとおり、持ち出し忘れのリスクが残る
- 全ての機能を持ち出す際、バインダーの数は増えているため、荷物の総量は増える
- バインダーの数が増えてしまうので購入費用が高くなる
- 一つのバインダーに触れる頻度が減るため、集約した場合に比べて手帳に対する愛着が湧きにくい
【購入した手帳】PLOTTER 6穴リングレザーバインダー プエブロ A5サイズ
利点と欠点を書出してみると、バラしたほうが欠点の項目数が多いように見えるのですが、「項目のインパクトの大きさ」的に「使用頻度の高い機能の利便性が損なわれる」の欠点が強すぎたため、バラすことにしました(笑)
「何のために書き下したのか!」と思われるかもしれませんが、この欠点を補える利点があるとは感じられない、ということを認識できた点で意味はあると思っています(信じてもらえるかは分かりませんが笑)
本当はFMEAみたいにリスクの点数付けをしたらブログの記事的に明快なんでしょうが、プライベートでそんな面倒そうなことはやりたくなかったので、許してください(^^:
購入したのは表記の「PLOTTER」のA5サイズです。
エイジングを楽しむため、懐の冷え込みに耐えながらプエブロを選びました。
PLOTTERのリフィルは発売時に購入して使用していたのですが、結局スケジューラの関連はPLOTTERで一式揃える格好になりました。
結果として、厚みは抜群に薄くなりました。
取り回しもかなり容易になり、今までと同じかばんを使用していても、立ったままで書類と書類の間に手帳を滑り込ませることができます。
購入時に悩ましかったのは、マンスリーとウィークリーのリフィル2種類が、11mmのリングに挟みきれるどうかということでした。
店頭でなんとなく厚みを合わせてみて「行けそうかな?」と思い購入。
家で入れてみるとギリギリでした(^^;
収納しているリフィルは写真のとおりです。
- バンドリフター (PLOTTER)
- クリアファイル (市販のA4クリアファイルから切抜き・穴あけ)
- リフィル2018年版 月間ブロック (PLOTTER)
- リフィル2018年版 週間レフト式 (PLOTTER)
- カラーインデックス トップ5段 (Ashford)
- A5ブックマーク × 2個 (Ashford)
- 本革ペンホルダーリフター (PLOTTER)
当初はBindexのブックマークを使用していたのですが、穴あけ位置がAshfordのものよりも深い位置にあり、ギリギリの収容量で綴じている構成では使用している最中にリングが勝手に開いてしまう事がありました。
Ashfordのものに変更してからはそのようなことが無いので、一応許容量に収まっているんだと思います。
これ以上収容するとまた弾けそうな気がするので、本当にギリギリなんだと思いますが(^^;
スケジューラ以外の当初綴じていた機能はトラベラーズノートに集約しました。
PDCA手帳術の一日の振り返りのシートをこちらに入れているので、一日一回以上程度の利用頻度です。
A5サイズと比べると書き込める面積が減っているのですが、試してみるとなんとか書ききれる程度。
読書記録の書き込みにはやや手狭ですが、やれないこともなさそうかなという印象です。
手帳が2冊に分断されますが、両方に愛着をもてるかは今後の利用頻度次第でしょうか…。
暫くはこの2冊 + メモ用途としてのmicro5の、併せて3冊体制で活用してみようと思います。
無駄に長くなってしまいましたが、最後までお読み頂いてありがとうございました。
関連する品物たち
その後のPLOTTERの使い方に関する記事