【読書記録】仕事が速くなる! PDCA手帳術 (谷口和信 著) 明日香出版
またしても相当な間が空きましたが、めげずに投稿してみます。
本は読んでも読書記録をつけるところまでなかなか手を出せていないという状況です(^^;
意思が弱いので続けるのが難しいですね…。
読書記録は下の本を読んでから続けています。インストールリーディングというそうな。
ざっくりいうと読んだ本の内容が頭から抜けないように、気になった箇所をノートに書きためて、定期的に見直すという内容と理解しています。
書く情報を絞れば続けやすいんでしょうが、覚えたい情報が多いとどうしてもノートに書く量が多くなってしまい、記録を作るのに時間を要してしまいます。
時間をかけてログを取ることを優先するか、時短のために情報を捨てるか、悩ましいところです。
話が逸れましたが、今回は手帳の本を読みました。
会社に入ってから間もなくスマホを使うようになり、スケジュール管理をスマホに頼っていたのですが、最近になって紙の手帳でスケジュールを管理するようになりました。
紙の手帳を使うにあたって手帳関連の本を少しずつ読んでいるのですが、そのうちの一冊です。
【概要】
何のために手帳を使うのかというと「予定の管理」が最初に浮かぶが、本書では「幸せになるため」に手帳を使うとしている。
予定を管理をするだけでなく、予定に対する実績や振り返り(ライフログ)を手帳に集約する。これにより、日常生活の質をPDCAサイクルに乗せて向上させていくというのが目的。
本書ではこのPDCAを回すために役立つ手帳の使い方、手帳への記入例などを多数紹介している。
その中から、自分にできるものから一つずつ取り入れていくことで手帳の活用方法が身についていくとしている。
ライフログを記入し、それを毎日、毎週、毎月振り返ることで自分の悪い習慣を反省して良い習慣に入れ替えていくことができる。
これによって、今週よりも来週、今月よりも来月のほうが良い過ごし方ができるようになる。
本書の中でも特に自分が取り入れてみようと考えた項目は下記の通り。
- いつ、どこに、何を書くのか。手帳のどの欄にどのような機能を持たせるか。「手帳の書き方のルール」を決めて手帳の目立つ場所に貼る。
- (週間レフトなどのフォーマットで)予定を書いた場所に、「一日の行動の結果」を記入する。それができたら、今度は「成果」を記入する。それができたら、「できなかったこと」を記入する。
- タスクリストには「所要時間」も併記する。このとき、「所要時間=予想する作業時間×1.5」として記入する。
- スケジュールを立てる際は退社時間をまず決定し、タスクを割り当てる。この時、所要時間の合計した結果が自分の勤務可能な時間を超えていないようスケジュールを立てる。
- 1日の主たる結果、その改善案を毎日記入する。
- 毎週(今週の大きな出来事、特筆すべき事 etc.)の振り返り、翌週の目標(今週からの課題 etc.)を記入する。
【感想】
自分的には役立つ情報満載でした。
2つ前に書いた「仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術」に通ずるところもありましたが、「1つずつでいいから取り入れる」というのは自分的に気が楽になるポイントです。
実際に始めていますが、1つの手帳でやりきろうとすると記入スペースが足りなくなってくるので、習慣化できてきたタイミングで手帳を適切なサイズ、数に切り替えていく必要がありそうです。
読書記録を書いてはみましたが、読書記録を読み返すだけでなくて時々読み直すようにしたい本だという内容の本でした。