PLOTTERのレザーバインダーからDavinciのオールアースに移行した。15mmリングが使いやすい!
こんにちは、ザビリオです。
カメラのネタをWordPressのブログで更新することにしてから、こちらの更新がずいぶん久しぶりになってしまいました。
今回はタイトルのとおり、久しぶりに手帳のバインダーを新しくDavinciのオールアースに変更してみたので、その理由と使い心地を更新してみようと思います。
- もともと使っていたPLOTTERレザーバインダー
- 15mmリングの手帳としてDavinciのSuper Royceを試しに購入
- All earthレザー A5サイズ 15mmリングの手帳を購入
- まとめ
もともと使っていたPLOTTERレザーバインダー
私はもともとPLOTTERのバインダーが好きで、2018年のはじめ頃からPLOTTERのレザーバインダー(プエブロ)のA5サイズを使用していました。
PLOTTERレザーバインダーの気に入っていたところ
コンパクトに持ち運べる
気に入っていた点の1つ目はコンパクトさです。
PLOTTERのバインダーは、サイズを問わずリング径が11mmで統一されていて、厚手のノートのような使い心地で気軽に持ち運ぶことができるのが魅力です。
とにかくカッコいい
2つ目の気に入っていた点はデザインと経年変化がとにかくカッコいいという点です。
PLOTTERのレザーバインダーは、大きな1枚の革にバインダーのリングとバックプレートを装着したという無骨なデザインが特徴的で、この無骨さがかっこいいと思っています。
また、使われている革も経年変化によって味わいが出るものが多く、私が使っているプエブロのレザーバインダーも5年間使い込んだおかげで光沢感も増し、すっかり愛着が湧いていました。
PLOTTERレザーバインダーの使いにくかったところ
収納できる容量が少ない
一方、個人的なデメリットとして挙がるのはこの1点です。
リング径が小さいデメリットとして、収納できる容量が少ないという点が常々ネックになっていました。
使い方として「1週間分だけを収納する」という方法をとることでPLOTTERのバインダー1冊に必要なものをすべて収納していたのですが、その分リフィルの交換頻度が多くなりがちで、その交換作業が億劫に感じることが多々ありました。
細かな点で言えばバックプレートがむき身なので一緒に収納している他のモノを傷つけることなども挙がるのですが、こちらは個人的にはさほど気にはしていませんでした。
15mmリングの手帳としてDavinciのSuper Royceを試しに購入
5年ほどPLOTTERのレザーバインダーを使っていたのですが、少しずつ収納したいリフィルの量が増え始めてきたため、やはりリング径がもう少し大きくしたくなってきました。
(1週間分のデイリー用途のリフィルのほか、高田式手帳術に沿って年間リフィルや四半期リフィルも入れているので割とリングに負荷がかかっている状態でした)
そこで、11mmよりも少し大きめサイズの15mmリングの手帳に手を出してみることにしました。
Super Royceの概要
最初に購入したのは、Davinciのスタンダードモデル?にあたるSuper Royceという革の手帳です。
実際に購入した手帳の写真はこちらです。
この手帳はスリムサイズという部類に入るらしく、バインダーのサイズがA5リフィルのサイズとかなり近いサイズで作られているため、一般的なA5バインダーと比べても比較的コンパクトに持ち運ぶことができます。
このバインダーを1週間ほど使用してみたところ、厚みの点を含めるとPLOTTERほどではないにしてもコンパクトで使い心地もかなり良く感じました。長短をまとめると以下のようなところです。
Super Royceの使い心地
Super Royceの気に入ったところ
- サイズがリフィルサイズに近いコンパクトさで、携行性が良い
- 革が柔らかく、購入直後からほぼ180°パタンと開いてくれる
Super Royceの気に入らなかったところ
- 顔料+水性の染料で染められているが、水染めにくらべると色がベッタリと濃く感じる
- 経年変化は水染めに比べて少ない(使った結果というより、一般論として)
長く使えそうと判断したのですが、顔料染めの色合いがちょっと好みではないと感じていたことと、愛用していたPLOTTERと比べて経年変化を楽しめないと感じたため、早いうちから好きな革のものに乗り替えてしまおうと思って、同じくDavinciのオールアースの15mmリングバインダーを新たに買い足しました。
(その後こちらのSuper Royceのバインダーはメルカリに出品したところ、無事買い手がついてくれました)
All earthレザー A5サイズ 15mmリングの手帳を購入
All earthの概要と購入直後の状態
新たに購入したオールアースの手帳の概要はこちらのとおりです。
購入したお店では最後の1つだったようです。
早速開封し、状態を撮影しておきました。
意外だったのは、Super Royceでは購入直後からパタンと開いてくれていたのですが、このオールアースでは革が固くてあまり開いてくれませんでした。
「無理やり開こうとするとシワになるのかな…」というところも気になりつつ、購入直後から革を塗り込みつつ、使いながら少しずつ開いてくれるように力をかけるようにしました。(毎日使っていると、ほどなくしてほぼ180°簡単に開くようになりました)
経年変化
オールアースを購入したのですが、用途としては先程のSuper Royceでほぼほぼ満足していたため、今回の買い替えはほぼほぼ経年変化を楽しみたくて購入したと言っても過言ではありません。
購入前にいくつかオールアースを使っているユーザーさんのブログやYouTubeを見ていたのですが、こちらの方のメンテナンス動画を見ると、経年変化によってかなり光沢が得られている様子が確認できたのが購入の決め手となりました。
私が普段メンテナンスで使っているオイルは動画で使われているコロニルのものではなくラナパーであるため、同じように変化してくれるかは定かではないのですが、メンテナンスしつつ経年変化を楽しもうと思います。
All earthの使い心地
実際に使ってみて感じた長短は以下のようなところです。
All earthの気に入ったところ
- 水染めなので革の風合いが自然に感じられる
- サイズ感もSuper Royceと同じくリフィルサイズに合わせて作られており、コンパクトに感じる
All earthの気に入らなかったところ
トータルとして、コンパクトさはSuper Royceのサイズ感を維持しつつ、革の風合いが良くなったという印象です。
一方、現時点では革の固さがハンドリング上ちょっと不便に感じることがあるほか、PLOTTERのプエブロに比べて革がカサついているように感じるのも気になっています。(※どちらも使っているうちに改善されていくものと予想しています)
11mmリング(PLOTTER)から15mmリング(All earth)に移行した使い心地
Super Royceとも共通の話ですが、PLOTTERの11mmから15mmにしたことで感じた長短は以下のとおりでした。
15mmリングの気に入ったところ
- 収容量が増え、現在自分が入れたいと思っている収容物を収容したうえで余裕が残っている(収容物に興味がある方は過去のブログも併せてご覧ください)
- 残った余裕にPLOTTERのエンベロップフォルダーで替えインクを収納できるのがかなり便利である
- 11mmに不足を感じた上での15mmへの移行なので、必要なものを収めつつ最低限の厚さというバランスが取れているように感じる
15mmリングの気に入らなかったところ
- 11mmと比べて(当たり前だけど)厚みが出てしまってかさばる点
- デザインはPLOTTERのほうが好きであった点
欠点として挙げた点のうち、最初のリング径を大きくしてかさばるのは当たり前のことなので、実際には移行して感じたデメリットはデザイン面だけというところになります。
一方、メリットとして得られたエンベロップフォルダーを収納する余裕と、縦横比が大きく変わらないという点は使用感の向上に大きく貢献してくれました。
心残りとしてはデザイン性や革の質感、愛着の点で、私はPLOTTERのブランドが好きで愛用していた点もあるため、PLOTTERデザインで15mmリングの製品が出ていればおそらくそちらを選んだと思います。(バックプレートが大きくなるのでそのままのデザインでは難しい気もしますが…)
ただ、これらを諦めることで得られる実用上のメリットがかなり大きかったというのが、今回15mmに移行してみた感想です。
まとめ
今回、今まで愛用してきたPLOTTERのバインダーではリフィルの収容量が足りないと感じ始めたため、15mmリングの手帳に移行しました。
結果的に好きだったデザインと5年使用した愛着を諦めて15mmリングに移行したことで、実用上は自分の用途にピッタリの手帳に移行できたと感じています。
今回移行したオールアースの手帳も手入れをしながら長く使って、しっかり育てていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。