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Leica D-Lux (Typ109) を購入。日々持ち歩くカメラとして楽しめそう。

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こんにちは、ザビリオです。

カメラは暫くの間Leica CLとDP Merrillシリーズだけで満足かな、と思っていたのですが、タイトルの通りD-Lux (Typ109) を購入しました。

随分前から気になっていたカメラではあるのですが、画質ならFoveon、使いやすさならCLがあるので、更にコンデジを買うのは贅沢すぎると思って我慢していました。

そのうえで敢えて購入した理由をつらつらと書き綴ろうと思います。

日々持ち歩いて食べ物を撮るカメラが欲しかった

時々ブログのネタにもしているのですが、私は食べログの口コミ投稿も趣味で書き込んでいます。

出先で食べ物を撮ろうとすると以下の要素が必要になると感じています。

  • 常に持ち歩いていても邪魔にならない携行性 (カメラ本体のサイズ)
  • 暗い店内でも撮影できる暗所耐性 (ISO感度)
  • 座った状態で食べ物を撮影できる画角 (焦点距離、最短撮影距離)
  • 撮って満足できるシャープさ、ボケ量 (レンズ性能)

私が使っているカメラはLeica CL、DP Merrillシリーズ、iPhone12 + Momentレンズです。

これだけあれば問題ないと思っていたのですが、「これらのカメラを使っていて手が届かなかった痒い場所」を書き下してみようと思います。

Leica CLの場合

LeicaCLの場合、先に挙げた項目に対する対応関係は以下の格好になります。

  • 本体は小さいが、ズームレンズを付けるとデカい。仮にSummicron 23mm TLを買って小さくしたとしても、画角と最短距離の組み合わせ的に食べ物に寄れない。
  • ISO感度は十分で、快適に撮れる。
  • ズームレンズなら問題なし。Summicron TL 23mm, Elmarit TL 18mmでは食べ物に寄れない。
  • シャープさ、ボケ量はちゃんとしたレンズなら問題なし。

基本的には問題ないのですが、どうしても使いやすいレンズをつけようとするとサイズ感が大きくなり、「毎日持ち歩く」には厳しいサイズになってしまうのが難点でした。

逆にサイズが気にしなくても良い場合は、SIGMA 24mm f2 DG DNをつけることでかなり近くまで寄れるため、これ1本で事足りてしまうレベルでした。

手放したLeicaX-E (APS-C, 23mm, 最短30cm) で撮ったラーメン。もう少し寄りたいけど、CL × Summicron TL (APS-C, 23mm, 最短35cm)では厳しい

DP Merrillの場合

列挙するまでもなく、暗所耐性がないため暗い店内では手持ち撮影が困難です。

iPhone12 × Momentレンズの場合

iPhoneの場合は以下の格好です。

  • サイズは問題なし。常に持ち歩いている。
  • ISOも問題なし。
  • 画角も満足。かなり寄れるので、Momentレンズはなくても大丈夫なくらい。
  • 画像処理でシャープには見える (細部を見るとモヤモヤしてる)。一方、ボケ量は足りず、全体がのっぺりして見える。

iPhone12を入手してからは、かなり画像処理が効いてくれるので寄って撮る写真なんかはかなりキレイに写ってくれるようになりました。

一方、背景も入れつつ全体の写真を撮るとなると、センサーサイズの小ささが効いてしまって全体的にのっぺりしてしまうのが残念なところでした。

左がiPhone、右がLeicaCL。iPhoneはのっぺりしがち。

痒いところに手が届かない…

どれもお気に入りではあるものの、こと「食べ物を撮る」となると、なかなか痒いところに手が届かなくなります。

最近は外食を減らして入るのですが、逆にそれ故に貴重な外食の機会では食べたものの記録写真も楽しみたいなというのが正直なところでした。

Leica D-Lux (Typ109) がずっと気になっていた

ここまでで述べた理由から普段から持ち歩けるようなカメラが欲しいな、などと思っていました。

ところが、撮って出しの色味ではLeicaの感じが好きなのでできればLeicaがいいな、などと思い始めると、今までPanasonicOEMだからと手を出していなかったD-LuxやC-Luxのシリーズが候補に挙がってきます。

とはいえ、休日に写真を楽しむという点では十分なカメラが有るため、中古でも10万近くするカメラ (D-Lux (Typ109)の場合) を追加で購入することをずっと躊躇していました。

直近ではMapCameraで8万くらい(メルカリとかならもっと安い)の値段だったのですが、これ以上躊躇しててもあまり下がってくれなさそうな気がしたので、エイヤと買ってしまいました。

購入したLeica D-Lux (Typ109)

撮りたかったものが撮れて、予想以上に楽しい

購入したので、早速外食時に持ち出して「食べる前にパッと撮る」ということを何度か試してみました。写真はすべて撮って出しです。

まずはカレーうどんです。

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そんなに明るい場所ではなかったのですが、ストレスなく撮れました。

次がラーメン。

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このカメラに限らず、丼ものはなんか撮るのが難しいように感じます。

麺リフトはしませんでした笑

次がコーヒー。
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24mm F1.7で撮ったら、背景がしっかりボケてくれて「コレコレ!」ってなりました笑

最後にスタバのスイーツ。
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これも食べ物はシャープに写って背景がボケてくれました。

デカいカメラでキレイに撮れるのはもちろんなんですが、小さいカメラで満足できる領域に達しているのが個人的には楽しく、日々持ち歩けるカメラになってくれそうです。

食べログ用写真が捗りそうな予感がします笑

しばらくはこのカメラを持ち歩いて食べ物写真楽しもうと思います(^^)