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シグマの新製品貸出し体験会2022 Summerで借りた 16-28mm F2.8 DG DN ContemporaryをLeica CLに装着

6月18日にシグマの新製品貸出し体験会2022 Summer in 大阪が催されました。

せっかくなので応募してみたところ当選メールが届いたので、18日にレンズを借りてきました。

個人的に「Leica CL + シグマのレンズ」の組み合わせの写真ってあんまり見かけない気がするので、Leica CLとの組み合わせで撮った写真や使った感想をアップしてみようと思います。

16-28mm F2.8 DG DN Contemporaryの概要

レンズの詳細についてはシグマさんの公式ホームページが正確だと思います。

www.sigma-global.com

個人的に大事なところを抽出すると、こんな感じです。

  • 焦点距離: 16 ~ 28 mm (APS-Cなら換算24 ~ 42 mm)
  • 開放F値: F2.8 (通し)
  • 最大径 × 長さ: φ77.2 mm × 100.6 mm
  • 重さ: 450 g
  • ズームはインナーズーム

APS-Cだと広角から標準までいい感じにカバーしてくれるので、自分的によく使う範囲をカバーしてくれているレンズだなと思います。

サイズ感は先に発売されている28-70mm F2.8 DG DN Contemporayとほぼ同等らしく、更にインナーズームになっているのがウリのようです。

www.sigma-global.com

16 ~ 28 mmと28 ~ 70 mmで、16 ~ 70 mmの範囲を2本でカバーできて、全範囲でF2.8とできるというのはかなり便利そうですね。

私の場合はAPS-Cなので換算24 ~ 105 mmの範囲をカバーできることになるようです。

レンズを借りてカメラに装着

12時に天満橋駅近辺に貸出場所が設けられていて、混雑を避けるために予約した時間に訪問しました。

かつて飲食店が入っていたっぽい雰囲気のスペースで、カウンター越しにレンズ16-28mmのレンズをお借りします。

貸出時間は4時間とのことでした。装着した姿がこちらです。

Leica CLに装着した姿

APS-Cのカメラにフルサイズのレンズを付けているので、やっぱりちょっと大きく感じますね。ちなみに比較対象として24mm F2 DG DN、VARIO-ELMAR 18-56mm F3.5-5.6と並べてみるとこんな感じです。

f:id:Zabilio:20220619231428j:image

当初デカいと思ってたはずのVARIO-ELMARが可愛く見えます笑

さすがにAPS-C用でかつF値の大きいELMARと比べるとサイズ感は大きいですね。ただ、APS-Cでも違和感なく使えて、かつフルサイズと兼用できるサイズと考えるとありがたいとも思えます。

APS-Cのカメラなら先に発売されている18-50mm F2.8 DC DNが最適解な気もしますが、個人的にフルサイズFoveonが出ようものならレンズを流用できるように、どうせ買うならフルサイズレンズが望ましいのです…

www.sigma-global.com

食べ物はストレスなく撮れる

ここからは試し撮りした写真を貼り付けていきます。すべて撮って出しです。

最近はどこかに写真を取りに出かけるよりも、どこかに食べに行ったときに注文した食べ物を撮る機会が多かったことから、まずは食べ物を撮るときの感覚を試してみました。

22mm f2.8

28mm f2.8

食べ物を撮ろうとすると、"席についた状態で料理を画角に収められるかどうか"、"近くまで寄れるかどうか"あたりが気になっていました。

自分が使う範囲ではというところですが、最短25cm×換算24~42mmズームはストレスなく食べるものを撮ることができました。

料理の上に載ってる具材をドアップで撮るとかになってくると、25cmでは遠すぎるように思います。

散歩してても使いやすい

食事をしたあとは中之島近辺を散歩しつつ目に留まったものを撮ってみました。

ありがちですが花です。

16mm f.2.8

ズームだけどF2.8だから結構ボケてくれて嬉しいですね。

LEICAのVARIO-ELMARだと開放でもF3.5-5.6だったけど、通しでF2.8は結構嬉しいです。

28mm f2.8

28mmだと換算42mmで、広角から標準まで使えるのは嬉しいですね。

この辺はちょっと絞って撮ってみました。

16mm f5.6

16mm f5.6

絞るとシグマっぽいカリッとした感じになって、これもまた写真の線を眺めてるだけで楽しくなります笑

このあとはまた開放の写真。

16mm f2.8



27mm f2.8

この後ろの玉ボケの感じも結構好きです。

気になったところ

撮ってて楽しいな~、と思いながら撮っていたのですが、一応気になったところも載せておこうと思います。

  1. APS-Cにはそこそこデカい (当たり前だけど)
  2. インナーズームなので、慣れるまで「焦点距離が今なんmmか」が判りにくい

どれもイチャモンみたいな内容ですが、逆に4時間使ってみて気になったのはこのくらいでした。

1つ目のデカさを回避しようと思えば先に触れた18-50mm F2.8 DC DNが良いかと思うのですが、フルサイズと兼用するという下心を持つなら我慢すべきというか、むしろコンパクトなんですよね。

2つ目のインナーズームは慣れれば気にならなくなるのか…。実はインナーズームのレンズって初めて使ったので結構混乱しました。

設定次第かもしれませんが、CLだと現状の焦点距離が表示されていなかったのでこの4時間の間だけでは若干使いにくい気がしました。

逆に言うとこんなところくらいなので、結構「欲しいな」と思ったのが正直なところです。

現状財布にガッチリ紐をした状態なので、すぐに買ったりはしないのですが笑

最後に

シグマの新製品貸出体験会2022 Summer in 大阪で新しいレンズをお借りして、ライカCLで試し撮りしてみました。

  • 換算24 ~ 42 mmと広角から標準までF2.8通しで撮影できるのが楽しい
  • フルサイズとレンズを共有できるわりに、APS-Cでも普通に使えるサイズ感 (APS-Cだけで使うならデカい)
  • シグマのカリッとした感じの絵が楽しい
  • CLだと現在の焦点距離が表示されないので、インナーズームに慣れないと今が何mmなのかわからなくなる

こんなところでした。

新製品使うと欲しくなるし、一度は我慢してやり過ごした既存のレンズも買いたい欲求が刺激されて葛藤が増えていますが、まだまだしばらくは持ってるレンズで最大限に楽しもうと思ってます笑

イカCLユーザーさんの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。