LEICA VARIO−ELMAR TL F3.5−5.6/18−56 ASPH.を購入しました
こんばんは。お久しぶりの更新になってしまいました。
4月の中頃からややブラック気味の勤務でブログを更新する時間と気持ちの余裕がありませんでした。
働き方改革が施行されると製品開発担当は月80時間以上残業してもよくなるそうですね笑
一方で今回、働き方改革のおかげで年次休暇取得の機会がもたらされたので、この機会を活かしてせっせとブログ更新してみようと思います笑
LEICA VARIO−ELMAR F3.5−5.6/18−56 ASPH.を購入
タイトルの通り、LEICA VARIO−ELMAR TL F3.5−5.6/18−56 ASPH.を購入しました。
Lマウントアライアンスが発表されてからどれかレンズを購入したいと迷っていたのですが、最終的にこちらを購入しました。
キットレンズじゃねーか!というツッコミがありそうな気もしますが、ライカCLのボディだけを購入してMFレンズだけで過ごしていた身として迷っての購入です。
レンズを何本も買える身分ではない人間としてはそれなりに一大イベントでしたので、購入に至った経緯を書き下しておこうと思います。
今回購入するレンズに求めていた機能
購入以前に保有していて主に使っていたレンズは以下の通りです。
- NOKTON classic 35mm/f1.4 SC
- HELIOS44−M 58mm/f2.0
- ELMAR 9cm/f4
このうち、基本的にはNOKTONとクローズアップレンズを組み合わせて常用のレンズとしていたのですが、クローズアップレンズを持ち出し忘れたりする機会が多い他、広角で撮りたいときに画角が足りないなど常用するにはやや手の届かない点があったので新しいレンズが欲しいと思っていました。
購入するにあたり、当初欲しいと思った機能は以下の通りです。
今現状ではLマウントはさほど選択肢がないため、オートフォーカスができるという点を入れる時点で選択肢が大幅に狭まっていました。
また、近々に友人の結婚式があることや、最近ポートレートにも手を出してみたい欲求が出つつあることもあり、
- 中望遠程度までズームできる
という機能も欲しいと思い始めました。
候補に挙がったレンズ
前項で挙げた機能を考えたとき、購入の候補に挙がったのは以下のレンズです。
広角であるという観点から見たとき
広角、コンパクト、かつオートフォーカスの要求を満たそうとした場合、現状思いつくのは以下の2つでした。
確かライカTが出たときに一緒に出たレンズですね。
Leica Elmarit TL 18mm/f2.8 ASPH.
以前使用していたX−Eの、「ポケットに入ってしまうサイズ感」を重視するとElmarit 18mmです。
X−Eの沈胴式レンズを収納している時のサイズ感と同等なコンパクトさです。
ただ、18mmは換算27mmという画角がiPhoneと同じ画角である事を考えると、やや広すぎる気もします。
Leica Summicron TL 23mm/f2.0 ASPH.
一方、画角を優先するならSummicron 23mmが選択肢になろうかと思います。
画角は一致しますが、さすがにポケットに入れるとなるとやや厳しいサイズ感になりそうです。
とはいえ、現状のNOKTONのサイズ感ですでにポケットには入らないことを考えると、Summicronは良い選択肢な気がします。
その他、コンパクトさを犠牲にすると、SIGMAで発表された24mmのレンズも気になっていました。
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/cas/product/art/a_24_14/
こちらの利点は、大型になってしまうことを代償にすることで今後Lマウントのフルサイズ機に手を出したときにレンズを共有できる点でしょうか。
ズームができるという観点から見たとき
後追いで出てきた「ズームしたい」という欲求を満たそうとしたとき、どうあがいてもコンパクトさは犠牲にせざるを得ないようでした。
そこで候補に挙がったのは下の2つです。
Leica Vario−Elmar TL F3.5−5.6/18−56 ASPH.
ライカTやCLキットレンズであったと記憶しています。
画角は18−56と、要求をすっぽり満たす優れものですが、コンパクトさを犠牲にする他、明るさもf3.5−5.6と、手持ちレンズと比べるとなかなかの暗さです。
Elmar 9cm/f4はそれなりに望遠だったのでf値が大きくてもぼけ味が良かったのですが、56mmでf5.6がどの程度のものか、作例を見てもやや不安がのこっていました。
Lumix 24−105mm/f4?
パナソニック Lumix DC-S1R ミラーレスデジタルカメラ 24-105mmレンズベースアクセサリーキット付き
- 出版社/メーカー: Panasonic
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
こちらは、パナソニックから出たS1のキットレンズです。
画角は24mmを含んでいるうえに望遠側も手持ちのレンズ以上のところまでカバーされていて、申し分のない性能。
ただ、ヨドバシカメラで実際に装着させてもらうと、サイズ感が気になりました。
ヨドバシカメラさんで、手持ちのライカCLにパナソニックのLマウントレンズを試しに着けさせて貰いました。
— ザビリオ (@Zabilio1) 2019年5月18日
こう見るとフルサイズ用のズームレンズってめっちゃ大きいですね👀
サイズで見るとライカのVARIO ELMAR TLあたりが欲しくなってくる🌀
結局次に買うレンズを決められずにいます😅笑 pic.twitter.com/xufpZaEsgk
最後は撮り比べて決めました
諸々迷ったレンズを書きましたが、最終的にはVario−ElmarとSummicronで迷っていました。
このままではずっと決められないと思い、マップカメラさんで実際に触らせてもらいました。
どちらを選んでもすでにコンパクトさは犠牲にしているため、撮ったらどんなものか、というところを気にする事にして、同じ被写体を撮らせてもらい、比べてみました。
ただ、店員さんに見られながらだったため、コミュニケーション力皆無の私はキョドッて構図を一致させられていませんでした笑
Vario−Elmarで心配していたのはボケがあんまり出ないのではないかという点だったのですが、意外にもそれなりのぼけ味を見せてくれました。
Summicronの方はボケるところはしっかりボケてクッキリしている印象を受けます。
f2.8での撮影になっているのは、近い被写体を撮ろうとすると自動的に絞り込まれることによるみたいです。
私はレンズを批評するほどの知識が足りないのでおかしな事を書く前にこの程度の記述に留めておきます笑
普段の使い方からすると描写が綺麗で明るいSummicronにしたいところ。
ただ、Vario−Elmarの方で気にしていたボケが予想よりも良かったことや、大切な友人の結婚式も近い事、今まで中古が品切れていたも考えてVario−Elmarを選ぶ事にしました。
購入したレンズがこちらです。
絶対ポケットに入りませんね笑
しばらくはこのVario−ElmarとNOKTONを使い倒して楽しんでみようと思います。
だらだらと長い文章を最後までお読みいただき、ありがとうございました。