こんばんは。
今日、パシフィコ横浜で開催されているCP+2019に行ってきました。
目的はLマウントレンズの最新情報を入手することだったのですが、事前にシグマのサイト (SIGMA Lマウント用交換レンズの発売について) でLマウントレンズの情報が出ていたため、会場に行ってみてシグマとパナソニックとコシナのブースを見れたらいいな、程度の気持ちで行ってみました。
すると、コシナのブースでレンズを実際に装着することができるコーナーがあったため、今欲しいと思っている24mm近傍のレンズ (以前使っていたライカX-Eと同じ画角) と、その他いくつかを実際に装着して試してみました。
まだ迷っているので「どれが良い」などの結論はないのですが、せっかくなので試したレンズと写真たちを記事にして更新してみたいと思います。
外観と実際に撮った写真が参考になれば幸いです。
広角レンズ
COLOR-SKOPAR 21mm/F4P VM
まずは近場にあったCOLOR-SKOPAR 21mmを試してみました。
F4というのがやや気になりますが、値段も手が届きやすいので会場を訪問する前から購入候補の一つであったレンズです。
何の写真かを識別する目的で撮った写真なので、レンズ側の焦点が全然合わずにぼやけているのは堪忍ください。
ライカCLに装着するとこう。
結構コンパクトで、サイズ感はかなり気に入りました。
試し撮りした写真がこちらです。
左側の結わえられた木に焦点を合わせています。F4でボケが小さいせいか人の写り込みが気になり、下向きの写真になりました…。
人が映らない天井も撮ってみました。
広い…。
ライカX-Eに相当する画角がほしいわけなんですが、換算36mmから換算31.5mmになると体感が結構変わるものだなという実感でした。
COLOR-SKOPAR Vintage Line 21mm/F3.5 Aspherical VM
続いて同じCOLOR-SKOPAR 21mmで、f値の異なるものがありました。
レンズ単体の写真は撮影していないので、ライカCLに装着した写真です。
ちょっとだけ大きい印象ですね。それでもf値が3.5になっているのがありがたいところです。
ただ、X-EがF2.8だったので、気持ちとしては同等くらいほしいところですが…。
先ほどと同じ、手前の木に焦点を合わせています。
F3.5あればあるていど背景がボケてくれるようです。とはいえ、換算36mm/F2.8でもボケが小さいなと感じていたので、多分使っていると不満を感じるのでしょうが…笑
HELIAR-HYPER WIDE 10mm/F5.6 Aspherical VM
3つ目に、より広角なものが気になって10mmのレンズを手に取りました。
換算で15mmです。
これはフードがついてるんですね。
NOKTONはフード別売りでしたし、他のレンズも付いていなかったんですが、こいつはフード同梱ということでしょうか?
その辺はどうでも良いことので、とりあえず写真を撮ってみました笑
めちゃ広い、歪む、全然ボケない。
開放でF5.6だからこんなものなんでしょうか。
流石に人の顔にモザイクを施しました笑
このめちゃ広い画角は持っていると面白そうですが、今欲しいものではなさそうですね。
Biogon T* 2.8/25 ZM
Voigtlanderのエリアが終わるとCarl Zeissのエリアがありました。
Zeissのレンズは使ったことがないのですが、Biogonは聞いたことがある…。
画角、F値とも自分がほしい内容に一致していたので試してみました。
ズングリした印象ですね笑
写真はこちらです。
奥の方のボケ方が好きかもしれない。
ただ、やはり人の顔が気になってこれより遠くは撮れませんでした。
モザイクを10mmのレンズのときみたいに入れる前提で遠くを撮ればよかったですね(^^;
広角以外のレンズ
HELIAR Vintage Line 50mm F3.5 VM
これは発売された当時にセイケトミオさんのブログ(Heliar 50mm f3.5 Vintage Line vm : b - r o a d)で紹介されていて、頭に残っていたレンズです。
当時はDP Merrill一筋だったため、レンズなど自分には関係がないものと思っていましたが…。
独特なフォルムですね…。
実際装着するとこのような格好です。
触ってみたところ、想像よりも扱いやすかったです。
フォーカスリングを動かすと絞りの数字が一緒に動いて見にくくなるのがびっくりしましたが、フォーカスを回すと上に戻ってきたので安心しました笑
これだけボケてくれると安心して人を画角に入れられますね笑
上までの写真と写り込んでいる距離が違うのですが、換算の画角が75mmで望遠気味になっているのが効いているのでしょうか。
求めているのは中望遠ではないため、欲しいものが一つ増えただけで終わってしまいました笑
IBERIT 35mm/f2.4
KIPONブースで見かけたレンズです。
マウントアダプターの会社だと思っていたのですが、レンズも扱っているんですね。
種類は何個かある中で24mmのレンズを試したいと申し出たのですが、Mマウント用のサンプルがちょうど無く、代わりに35mmのレンズを試させてくれました。
35mmならサイズ感はコンパクトで良い感じでした。
24mmはこれより大きいので、すこし取り回しに苦労するのかもしれないですね。
試したかった…。
撮ってみた感じだと、ボケが暴れたりはしていない様子。
値段が気になるけど、値段の記載はありませんでした。楽天で見てみると、24mmなら75,000円位みたいですね。あと、Lマウント版もあるようでした。
このブランドも覚えておこう…。
IBERIT 75mm/f2.4
35mmと一緒に持ってきてくれたので、装着してみました。
換算112.5mmです。
75mmともなると大きいですね。
とはいえ、改めて写真で見るとマウントアダプターを装着したHELIOS-44Mより少しだけ大きいくらいかも。
試し撮りした写真はブレてますね笑
対象が近かったので身体をのけぞらせたのがだめだったようです…(^^;
いろいろ見ましたが、結局迷ってます
見てきたものをツラツラと書いてみましたが、これを購入しよう!というには至りませんでした。
価格を見る限り、今の所はSUMMICRON-TL F2/23mm ASPH.か、シグマから発表された24mm F1.4 DG HSMあたりが気になっています。
SUMMICRON-TLはAPS-C専用なので、2020年に発売されるというフルサイズフォビオンを購入するかどうかが分かれ目ということでしょうか…。
もう少し迷ってみて、新しいレンズを購入したら広角で撮れる写真を楽しみたいと思います!