こんにちは、Zabilioです。
今回はタイトルの通りレンズを購入した話です。
今使用している Leica CLを購入する前は、主にLeica X-EかSIGMA DP Merrillを使用していました。
一度Leica Tを経由したものの持ち出す機会に恵まれないまま手放したため、主に使用していたカメラはすべてレンズ一体型のコンデジでした。そのため、レンズ交換というものをまるで意識せずに何年かカメラを使ってきたことになります…。
ところが、去年はLeica Tを購入し、その半年後にLeica CLを購入したので、レンズのことをちょくちょく意識するようになりました。
とはいえまだバリエーションの経験が浅く、コンデジを含めると換算で36 ~ 87 mmは使ったことがあるものの、それよりも広角や望遠側を使ったことがありませんでした。
今回、今まで使ったことのない換算135mmで使えるレンズが欲しいと思っていたところ、新宿のカメラ屋さんの店頭で見かけたElmar 9cm/f4が思いのほか安価だったので購入してみました。
装着してみた感想と試し撮りした写真を載せてみたいと思います。
Elmar 9cm/f4の外観は格好良いが、CLに装着すると大層格好悪い
購入しておいて何を言い出すのか、というところですが、装着して最もがっかりしたのはこの点です。
「装着している姿が好きになれない」笑
まずは購入したElmar 9cm/f4の外観です。
底にL39 → Mのマウントアダプターがついています。
写真に比較対象がなくてわかりにくいかもしれませんが、望遠レンズにしては大層小型でスマートな印象です。
加えて塗装が禿げた面が真鍮色を呈していて、黒と真鍮色の色味が個人的にグッときました。
これをCLに装着した写真がこちらです。
どうでしょうか…?私は格好悪いと思います笑
外部ブログなんかでM型とかバルナックにこういうレンズを装着している写真を見てもさほど違和感を感じなかったのですが…、何でしょうか、この違和感は。
おそらくマウントアダプターの突起がそれなりの幅、それなりの厚みを持っているのに対して急にElmarが細身になるので貧相に見えているのだと思います。
しかもその段差部分がステンレスなのかアルミなのかで目立つ色だし…。
M型の場合はアダプターが無いからボディから直接貧相な部分(コラ)が生えてくるので目立たないということでしょう。
いやはや、しかし格好悪い…笑
ちなみにこちらは普段装着しているNOKTON classic 35mm/f1.4 SCです。
この感じなら好きなんですよね。やっぱりマウントアダプターの段差が目立つかどうかなんでしょう。
現状のテンションとしては撮り歩くときのワクワク感が減りそうなレベルに見えているのですが、しばらく使って見慣れてきたら変わるかもしれないと思いつつ、初の135mm相当をしばらく使ってみたいと思います。
Elmar 9cm/f4試撮り
他の手持ちレンズと画角を比較
せっかく購入するので、マウントアダプターも一緒に購入してそのまま出先で試し撮りをしてみました。手持ちで撮影したので、あとから見てみるとぶれまくっていました…。
135mm相当を使うのは初めてなので、比較用に50mm相当のNOKTONと26mm相当のiPhoneXSで撮影した画像も併せて載せてみます。
50mm相当のNOKTONと比較してもずいぶん画角が狭くなりますね(当たり前)。
フォーカスはバスのテールランプに合わそうとしたのですがどうしても合わず、手前のバスセンターの看板近傍に来ている気がします。
店内で試しに装着させてもらったときは壁際から壁際までしか試せなかったため、「Leica Tが許容できる、レンズ後玉のせり出し距離を測ってみました」でも書いたLマウントが後玉のせり出しを許容できていないパターンかと不安になりました。
ただ、レンズを外してボディ側を見てみると内部に接触した痕跡はなかったため、レンズ自体があまり遠方にフォーカスできていないということでしょうか??
もう少し撮ってみて特徴を掴んでみたいところです。
画角を比べてみるとざっくりこんなサイズ感でした。
このあたりは玄人の方なら身体に刷り込まれているのでしょうが、自分レベルでは撮ってみてナルホドナルホド、という感じで新鮮です。
標準の画角だと人をフレームに入れるのを躊躇うことが多かったのですが、このくらい離れて撮れるならプライバシーにさえ配慮すれば人が居る風景でも撮りやくなるのかな、などと感じます。
他の場所からも撮影してみました。
やっぱり手前の看板(左端の黒太鼓)にあっている感じ。絞ればもう少し遠方にフォーカスできるんでしょうが、このタイミングでは光量が少ないので難しいと思いやめました。
絞ってみると…
自宅に帰り、LEDの照明もとで少し絞ってみました。
あれ?なにか見える笑
なるほど、これがレンズの中のゴミというやつですか…。
掃除できるかどうかを調べて試してみようと思います…orz
試しに装着したときに絞ったときに見えてくる異物も確認する必要があったということですね。
次回以降注意しよう…。
サイズ感は小さいので、携行性は良さそう
レンズ交換できるカメラを購入してもレンズを持ち歩くのが億劫で出先で、モノグサな自分としては結局同じレンズばかりを使うということが発生しがちです。
手持ちのレンズを並べて撮ってみると、Elmar 9cm/f4.0は長さが長いものの他に比べて細身なため、カバンの隙間にスペースを設けやすいかな、などと思っています。
とはいえ手持ちのカバンではiPadや手帳を入れてしまうとレンズを入れるスペースが皆無に近くなるため、撮り歩き用に便利なカバンも欲しくなりそうですね。
物欲が止まらなくて辛い…笑
お金を使いすぎなので多分カバンを買うのはもう少し先の話だと思います(^^;
まとめ
書いていて話が発散しそうなので強引にまとめてみますw
これまで使ったことのない換算135 mm相当の画角を試して見るためにElmar 9cm/f4.0を購入し、ライカCLに装着してみました。
購入してみた感想や勉強になったことは以下のとおりです。
- レンズは格好いいが、マウントアダプターを介してライカCLと組み合わせると大層格好悪い
- 細身なので、持ち歩く際にカバンの中にスペースを確保しやすそう (携行性が良さそう)
- 望遠になるので遠くを切り取りやすいものの、遠方にフォーカスをあわせきれていないかも → もう少し撮って特徴を掴む必要あり
- 帰宅後に絞りを絞ってみるとゴミの混入が判明 → 絞ると見えてくるみたいなので装着した際に確認したほうが良い
以上になります。
完全に初心者の記事になりますが、目に留めてくれた同じ初心者の方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
関連する品物たち
余談ですが、TWITTERを見ているとマウントアダプターはKIPONのものが最短撮影距離を短くできて良いというお話を見かけました。
約3万円…。やたら高い純正じゃなくてこっちにすればよかった笑
(LUMIX S1R/S1を検討してるあなた・・・聞こえますか・・・KIPONのTL/SL-Mマウントアダプターを買うのです・・・70cmまでしか寄れないレンジファインダーのライカレンズがもっと寄れて常用レンズになるのです・・・なおライカ純正のアダプターは寄れないです・・・ただの筒なのにバカ高いです・・・) pic.twitter.com/9OwoaVkq36
— 乙城蒼无(Otusiro,Aomu) (@aomu) 2019年2月14日
メーカー違いますが、こんな感じのヤツです。欲しいけどここは我慢…。