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Leica X–E用にOlympusのVF–2を購入

先日Leica Tに関する記事を書きましたが、Tを購入する以前からLeicaのX–Eを愛用しています。

X–Eの発売は2014年ですが、その前身であるほぼ同スペックのX2の発売が2012年なので、6年前のカメラと思えば良いんでしょうね。

(ただ、同年代に発売された同等価格の日本製カメラと比べるとスペックは低いようですが…)

 

今回愛用しているX–EのEVFを購入してテンションが上がってしまっているため、既に他の方々が散々レビューしているであろう内容を自己満のために記事にしてみようと思います(`・ω・´)

 

Leica X–E (Typ102)

Leicaで製造されている、単焦点のコンパクトデジタルカメラです。

センサーが1サイズ小さいD-Luxのシリーズのほうが安価でズームも可能なのですが、パナソニックOEMらしく、"Made in Germany" のカメラはXシリーズとQになります。

 

【※セイケトミオさんのブログのリンクを掲載していましたが、残念ながらブログが閉鎖されました】

 

自分がこのカメラを購入したのは、一時期セイケトミオさんのブログでX2がベタ褒めされていたのを見て、使ってみたくなったからです。

当時はX2の後継機がそろそろ出るかな、などと思って待っていたのですが、発表されたのがほぼ同スペックの機種で肩透かしを食らったことを覚えています。

 

簡単なスペックは以下の通りです。

  • 焦点距離 24mm (35mm判換算 36mm)
  • F値 2.8
  • 有効画素数1620万画素
  • センサーサイズ APS–C
  • 背面液晶 23万ドット

 

それなりに発売から時間が経っていますが、普段持ち歩くぶんにはとてもコンパクトで頑張ればスーツのポケットに入ります。

また、撮って出しのJPEGの色が綺麗で、自分の中で最も使用頻度が高いカメラです。

同じくLeicaのXやX Vario、Qなどはレンズが突き出していることを考えると、X–Eの携行製は同シリーズの中でもダントツなのではないでしょうか。

発売から時間が経った分値段が下がっていますが、使いやすい良いカメラだと思っています。 

※X-Eのリンクが出てこなかったのでX2のリンクです。

 

Leica製 EVF2とOLYMPUS製VF–2

デジイチを使っていない私はファインダーを覗いて撮影をした事がなく、X–E購入当初からEVFは気になっていました。 

ライカ X2用EVF2ビューファインダー

ライカ X2用EVF2ビューファインダー

 

ただ、Leica製のEVFは価格が約65,000円と鬼のような価格設定のため、手を出す事ができず…。

一方、LeicaEVFOEMオリンパスで製造しているらしく、中身は完全に一緒との話をよく聞きます。

X2ではOLYMPUSのVF–2が使えるとの話も聞いたのですが、こいつも定価35,000円、中古でも20,000円弱とのことで試しに買うには高過ぎるな、ということで見送りを繰り返していました。 

OLYMPUS 電子ビューファインダー ミラーレス一眼用 ブラック VF-2

OLYMPUS 電子ビューファインダー ミラーレス一眼用 ブラック VF-2

 

今回オークションサイトを見ていたら、約10,000円程度でOLYMPUSののものを購入できそうであったため、今更ながら購入してみたという状況です。

LEICAの刻印がなきゃ話にならない!」というこだわりがなければ、OLYMPUSが俄然お買い得だと思います。 

 

使ってみて

 購入して装着した状態が下の写真です。

フィルターアダプターを装着しているために前方向に出っ張っています。

f:id:Zabilio:20180817053847j:image

使った感想としては、ざっくり以下の通りです。

長所

支点が増えて使いやすい

ファインダー付きのカメラ全般によく言われることですが、両手で持った2点の支点に加えて目と接する部分が3箇所目の支点ができるため、安定して撮影しやすくなります。

コンデジとファインダーなしのミラーレスしか使ったことがなかったため、正直この効果をなめてました。 

小さな画面になるものの、視認性は寧ろ良く感じる

スペックで見るとX-Eの背面液晶は23万ドットなのに対し、VF-2は140万ドットとされています。

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左: EVF内部 / 右: 背面液晶

X-E側から情報がどのように出力されているかわからないのですが、少なくともEVFを通した視野は背面液晶で見る視野に対して遜色ありません。

(寧ろ気持ち的には見やすいとさえ感じます)

 

短所

携行製が損なわれる

写真を見ておわかりいただけると思うのですが、軍艦部からファインダーが大きく突き出します。

フィルターアダプターを取り外したとしても、これは携帯する上で極端に邪魔に感じます…。

ボタンを押さないと液晶とEVFの表示が切り替わらない

そんなに気にならないかと思っていたのですが、VF-2側に映像が出力される状態で電源をONにすると、電源が入っていないのかと一瞬勘違いします。

 

全体としてはファインダーを覗くことで支点が増えて撮影がしやすいというのが大きく、装着したおかげでかなり使いやすくなった印象です。

カバンに忍ばせておきたい時など、携行製を優先させたい時は外して持ち運ぶことになりそうなサイズ感ですが、休日なんかは取り付けて持ち出したいなという使用感です。

それなりに安くなっているのなら、もっと早く購入しておけば良かったな、と思う品物でした。

 

発売から4年(X2からだと6年)経つカメラですが今でも出番が多く、EVFをつけると一層愛着がわきました。

まだまだしばらくはX-Eを常々持ち歩いて相棒にしていきたいと思います。

 

Leica X-Eについて触れた記事はこちらです

https://zabilio.blog/leica-xe_hoshii/