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初代Apple WatchがiPhoneと自動同期しなくなった → 手動切替が必要 (OSアップデートで改善されました)

こんばんは、Zabilioです。

先日、iPhoneをiOS13にアップデートしたあたりから、初代Apple WatchiPhoneとうまくペアリングしてくれなくなりました。

メインで使っているのはSeries4なので長らく放置していたのですが、最終的にペアリングをすることはできたので記録をしておこうと思います。

※2019/11/23追記 本記事の問題は、その後のWatchOSおよびiOSのアップデートで改善されました

 

初代Apple Watchの用途

私がメインで使っているのはApple WatchのSeiries4です。ただ、充電を夜間にしたい都合から、初代Apple WatchもSeries4が充電中の際に装着する用途で使用しています。

睡眠中にSeries4を充電し、睡眠中の心拍のトラッキングを初代でやる、といった格好です。

最近は寝落ちをする事が増えてしまったので出番もマチマチでしたが、iOS13を入れてから急に初代Apple Watchが睡眠のトラッキングをしてくれなくなりました。

ラッキングをしなくなった際の症状

ラッキングをしなくなったときの症状を記載します。実際にはもっとシグナルがあったのかもしれないのですが、気づいた範囲は以下の通りです。

"天気"のウィジェットが正常に機能しない ("null"表示になる)

初代のApple WatchではSiriの文字盤を使っています。

朝起きて画面を見ると、天気の欄が表示されていて(null)と記載されていました。

通常は現在地と天気、気温が表示されるのですが、それらの情報が見えなくなったという状況です。

外に出る頃にはSeries4に付け替えるため、特段問題だとは認識せずに「また1つ機能が減ったな」くらいに考えていました。

心拍などの取得したデータがiPhoneに同期されない

ウィジェットが機能しない程度であれば睡眠時のデータ取得には影響がないのですが、普段使用している「Sleep Watch」という睡眠のトラッキングアプリを見ると、睡眠のトラッキングがされていませんでした。

これはApple Watchが取得している心拍数のデータをもとに、いつ眠り始めていつ起きたか、就寝中の睡眠は浅かったか深かったかというのを自動で見える化してくれるアプリです。

仕組み的に心拍数が問題かなと思い心拍数を見てみると、初代Apple Watchを装着している時間帯だけゴッソリと心拍データが欠落していることがわかりました。

Series4の充電中に初代のApple Watchを装着する目的は睡眠データの取得し、Series4に十分な充電時間を確保することです。

取得したデータがiPhoneに同期されないというのはこの使い方にとって致命的(というか、いよいよ初代Apple Watchがただのハリボテ同然になる状況)でした。

iPhoneから初代Apple Watchの登録は消えていない

この症状を見たとき、いよいよ初代Apple WatchiOSから見放されたのかなと思いました。

ただ、Watchアプリを開いてみると初代Apple Watchの登録は削除されていませんでした。

初代Apple Watchの登録が削除されたわけではないものの、自動切り替えが正常に機能していないようです。

自動切替OFF → 手動切替で復活

自動切替がうまく機能していないと仮定して、手動での切替を試してみました。

その結果、問題なく切替ができました。

ペアリングができてしまうと、同期されていなかった心拍データもiPhoneに同期され、無事機能を取り戻すことができました。

2015年4月の登場からわずか4年半でただのオモチャになってしまうのかと戦慄しましたが、まだ補助的な用途で活躍してくれそうです。

初代を装着したらすぐに自動切替に戻してOK

手動切替で運用し始めると、切替忘れをしてしまうことが増えました。

自動切換えにすると初代が登録されていても切替をしてくれないという状況だったのですが、使っている中で初代を一度装着してしまえば設定を自動切替に戻しても無理やりSeries4に切り替えられるわけではない事がわかりました。

そのため、初代を装着完了したら忘れないうちに自動切替の機能をONにするのが良いと思います。

Apple側からの意図を感じる…

Apple Watchの買い替え周期について再考する」では2 ~ 3年程度が買い替え周期かな、などと記載していました。

対応するかのように、Watch OSは2018年で最新版に更新ができなくなりました。このあたりは機能的な制約で発生している問題だと思っていました。

ただ、今回の自動切替の対象から外すという措置は未だに初代Apple Watchを使っているユーザーに「使うのやめよう」というメッセージ的に見えます。それとも、OSが更新できなくなったからセキュリティの穴になりうる等の問題があるのでしょうか…。

ひとまず、4.5年経過したタイミングでApple側からの動きがあったので、Series4のサポートがどうなるかを予想するためにも記録して覚えておこうと思いました。

時期 イベント
2015年 初代Apple Watch発売
2018年 Watch OS 5リリース、初代Apple Watchは対象から外れる
2019年 iOSWatchアプリの、自動切替機能の対象から外れる

まとめ

今回の記事をまとめると以下のとおりです。

  • 初代Apple Watchが自動切替に対応しなくなった
  • 手動切替を活用すれば、まだ使用し続けることは可能
  • 今回の動きは初代発売から4.5年のタイミング

また使い続けていて気になる変化が現れたら記事にしてみようと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。