Apple Watchサブ的に安価なスマートウォッチ"QS29"を購入してみた
こんにちは、ザビリオです。
先日、auPAYマーケットで8000円弱のスマートウォッチが割引されて4000円弱になっていたため、少し気になって購入してみました。
結果的に個人的な用途には合わずに後悔する結果となってしまったため、どういう点に後悔したかを記録しておこうと思います。
購入したスマートウォッチ: QS29
auPAYマーケット上での表示画面はこちらのとおりでした。
機種名が書かれていないのですが、後で紹介する専用のアプリ上で見ると「QS29」という機種のようです。
私は現状Apple Watch Series4を使用しているのですが、サイトを見ていると、このスマートウォッチではSeries4には備わっていない機能のうち以下のことができるようでした。
- 体温測定
- 血中酸素濃度測定
コロナになってから飽和酸素濃度測定ができると嬉しいなと思いつつ、まだまだ現役で活躍しているApple Watch Series4からSeries6に買い換えるのはもったいないと思っていました。
また、噂されている血糖値の測定が近いうちにリリースされるとすると、そのタイミングで買い替えができると良いな、なんて思っています。
そんな中で安価に酸素濃度測定ができるデバイスが購入できるのであれば、サブとして購入するのもアリかな、と思ってこの機種を購入してみました。
届いたスマートウォッチ
外箱と本体
到着したスマートウォッチがこちらです。
箱はしっかりしていて、中の商品も見た感じ良さそうです。
バンドを付けた状態の写真がこちら。
Apple Watchは角型なので、丸形の外観がいい感じに思えます。
充電中の様子と表示画面
充電して電源を入れるた状態がこちら。
画面のドットが粗い気がしましたが、これは予想していたので特に何も感じませんでした。
充電器が専用のドック状になっていて、ここに時計を装着すると充電することができます。
ドックとケーブルが一体化しているため、この充電器のケーブルが断線したら自動的に時計も使用できなくなるのは構造上の不安点だと思いました。
使用開始するために専用のアプリをインストール
実際に使用を始めるにはスマホと同期する必要があります。
専用のアプリをダウンロードし、Bluetoothでペアリングを行います。
ダウンロードするのは下の「GloryFit」というアプリです。
本体は良いのですが、このアプリが問題でした。
体温・酸素濃度を「ヘルスケア」アプリに同期できないのが問題
制度はともかく、測定は無事成功
アプリをダウンロードしたら、スマートウォッチとのペアリングを行います。
ペアリングに成功後、目的の体温と酸素濃度測定を行いました。
まず、体温の測定結果としてはいささか通常より低い値が出ているように感じました。
渡しの場合、日中の体温はおおよそ36.0 ~ 36.5℃程度であることが多いことを考えると、測定結果は-0.5 ~ -1.0℃程度の結果です。
酸素濃度については自分の平時の濃度がよくわからないのですが、96%であれば相対的な変化で下がっている・上がっているという異常を検出するには十分なのかな、というふうに思えます。
肝心のデータがヘルスケアアプリに同期できない
ヘルスケアアプリで設定を行うと、GloryFitのアプリからデータのインポートもできるようです。
設定しようとすると、画面は以下のような状態になっていました。
体温と血中酸素を測定する目的でこのスマートウォッチを購入したのですが、肝心の体温と血中酸素のデータをヘルスケアアプリにインポートすることはできないようでした。
その他のデータに関しては同期可能なようなのですがこれらはApple Watchでも測定可能です。
そのため、体温・血中酸素濃度については専用アプリであるGloryFit内で完結するデータとしてしか扱えないこととなります。データをヘルスケアアプリで一元管理したい私としては、利用価値が一気に下がったというのが感想でした。
血圧は測定&同期が可能
一方、購入時には特段気にしていなかったのですが、血圧も測定ができるようです。血圧に関してはヘルスケアアプリに同期可能なようです。
測定方法が光学式の測定かと思われるのですが、他のサイトを見てみると測定方法的に精度の低さがネックになるようです。
これも体温同様に精度を期待するものではないだろうと思うのですが、モニターしておきたい人には役立つ機能かもしれません。
まとめ
Apple WatchのサブとしてQS29という安価なスマートウォッチを購入してみました。
「Apple Watchのサブ」という立ち位置で考えると、血圧以外のデータをヘルスケアアプリに統合することができず、あまり利点が少ないように感じました。
一方、消費カロリーなどをヘルスケアアプリに統合することは可能なようなので、高価なスマートウォッチには手を出したくないけど試しに何かを使ってみたいという方には一つの選択肢になるのかもしれないと感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。