今年もApple Watchの買い替えについて考えてみる ver.2021
最近Apple Watchの噂がポツリポツリと聞こえ始めてきました。
噂自体は年初あたりから聞こえてきているのですが、発売時期なんかの話も入ってくるともうすぐなんだな、などと思います。
ここ数年はこの時期になると毎年更新をどうするか考えている気がするのですが、今年もApple Watchの更新をどうしようか考えてみようと思います。
今までの見解
毎年考えているので、関連する記事が無駄にたくさんありますw
まずはApple Watch Series3を買いたいという欲求がピークに達したときに書いた記事です。
読み返してみるとすごくわかりにくかったので少し加筆しました笑
このときは購入する理由をこじつけるところまでたどり着いたのですが、最後に「冷静に考えて想定外の買い物としては高いよね」と我に返って購入を我慢しました。
こちらも読み返すとわかりにくかったのですが、1つ目を書き直したのでこっちは放置しました笑
Apple Watchと対極を成すのが機械式時計と勝手に捉えて比較をした場合、機械式時計の維持費が1万円/年だとすると、4万円のApple Watchを3年ごとに更新する行為は6.7万円の機械式時計を20年ごとに更新する行為に等しい、という結論としています。
最初に買った初期型Apple Watchが限界だと感じていたことに加え、「機械式腕時計換算で6.7万円なら、贅沢はしていないだろう」という気持ち上での謎のすり替えの勢いも借りて、3年目でApple Watch Series4に更新しました。
その後1年空いて、Apple Watch Series4が購入から2年経過したときに書いたのがこちらです。
簡素ですが、「Series4、2年経ったけど全然不満なくてまだまだ行ける!」という内容ですw
このときは迷う要素がないくらい快適でした。
3年経過時点でのSeries4の状況
初代Apple Watchの3年経過時点はどうであったか
2018年にApple Watch Series4を購入したので、今年は前回更新時と同じ3年が経過する年になります。
1つ目の記事を読んでいると、当時使用していた初代Apple Watchはワークアウトの途中でアプリが落ちてしまったり、アプリの動作が重すぎるが故に不要なアプリを徹底的に削除する必要があったりと、使用できる機能がかなりの成約を受けているという状況でした。
例えば、タイマー機能を起動して設定するのをApple Watch上で実行しようとすると数分のレベルで時間がかかってしまうので、ポケットからiPhoneを取り出してタイマー起動~設定したほうが圧倒的に早い、といった具合です。
現在のApple Watch Series4はどうか
これに対し、Series4では現時点でも初代3年経過時で発生していたようなアプリの明らかな遅延というものは発生していません。
アプリによっては時折ロード中のようなアイコンが表示されて数秒単位の待ち時間が発生するということは起き始めていますが、それが使用上致命的な問題かというとそうではありません。
Series6が出始めた際のOSアップデートでバッテリーの持ちが非常に悪くなったことはあったのですが、その後のアップデートで改善され、現状では夜の充電直前のタイミングで電池残量は30~40%程度という具合です。
そして何より、現時点で1つ前のモデルであるApple Watch Series3が現役で販売されているというのが、現役引退と認識するにはまだ早いという認識を支えている気がします。
更新周期について
少し条件が変わっている
冒頭で挙げた2つ目の記事では、4万円のApple Watchを3年周期で更新する行為は6.7万円の機械式時計を20年周期で更新する行為に等しいと結論づけました。
これに対し、以下の点で条件が変わってきているのかな、などとも思っています。
- 現時点でApple Watch Series6の購入価格が47,080円~になっている
- 新機能を必要としなければ、3年経過時点でも更新の必要性が感じられない
やや条件が変わっているのでもう一度更新周期について考えておこうと思います。
考える前提
最初考えたときは初代Apple Watchがもう限界という状況だったんですが、現時点で不満がないので、考える前提は以下の通り設定しようかと思います。
- Apple Watchの購入金額は5万円と仮定する
- 更新周期は決めない (更新周期を変数にする)
- 比較対象の機械式時計は20年使うものとする
- 比較対象の機械式時計の維持費は1万円/年とする(20年で20万円)
- 「5万円のApple Watchを更新周期●年で更新する行為は、●円の機械式時計を20年で更新する行為と同等」という形で比較する
※機械式時計の維持費1万円/年という基準は一番最初の記事で他サイトの情報をもとに決定
上の前提で更新周期を変化させた場合、比較対象となる機械式時計の購入価格の推移は以下の通りになりました。
このグラフを言葉にすると以下の内容になります。
- 5万円のApple Watchを更新周期1年で更新する行為は、80万円の機械式時計を20年で更新する行為と同等
- 5万円のApple Watchを更新周期2年で更新する行為は、30万円の機械式時計を20年で更新する行為と同等
- 5万円のApple Watchを更新周期3年で更新する行為は、13万円の機械式時計を20年で更新する行為と同等
- 5万円のApple Watchを更新周期4年で更新する行為は、5万円の機械式時計を20年で更新する行為と同等
- 5万円のApple Watchを更新周期5年で更新する行為は、0円の機械式時計を20年で更新する行為と同等
現時点では3年経過しているので、今買い替えるならば13万円の機械式時計を保有していることと同等の気位を示す行為であると言えそうですw
また、面白いと思ったのは5年間更新を我慢すれば機械式時計比で考えたときに実質無料になるという点。(維持費は掛かってます)
カメラ界隈でもよく登場する「実質無料」ですが、こう聞くと5年待って実質無料でApple Watchをゲットしてやろうかな、なんて発想も出てきます。(お金払います)
いつ買い替えるか
ベースは3年、最低2年
私の友人たちの状況を見ると、機械式時計を好きな人達は20万円クラスを高額であるとはしていない印象を受けています。
また、機械式時計を購入している人たちはライフステージの変化に伴い、20年も待たずに新たな腕時計を購入している印象を受けています。
当初Apple Watchのユーザーがまだ少なかった頃に短期間 (2~3年程度) で4万円程度する腕時計を買い替えていく行為が贅沢ではないかという心配を持ったのですが、いざグラフ化してみると、機械式時計に比べれば非常に質素倹約な趣味であるという結論が得られたと思います。
(…社会人になった頃に2万円で買った、機能的になんの不満も無かったCASIOのソーラー・電波式腕時計をずっと使ってればこんなことを考える必要もなかったのですが)
これらのことを考えると、買い替えのタイミングとしては3年程度をベースにしておけば、身の回りにいる機械式時計趣味の人と比べて贅を尽くしているという話にはならないのではないかと思っています。
仮に欲しい機能を持った機種が思ったよりも早く出た際、2年待っていれば比較対象が30万円なので腕時計としてまだ浮世離れしていないかな、なんて思います(主観です)。
現実的なタイミング
金銭的な後ろめたさをクリアできれば、問題として残るのは「買い替えたいかどうか」だけになります。
私としては現時点でSeries4に対してなんの不満もないのですが、買い替えの際にほしい新機能として以下の機能が気になっています。
- 血中酸素濃度計測機能 (Series6で実装済)
- 血糖値測定機能 (Series7での実装が噂されたが、最新の噂では見送られる見通し)
コロナ禍の現在に置いては血中酸素測定機能を常時身につけられるというのはすごく魅力的に感じているのですが、噂レベルの血糖値測定機能を待つかどうかが判断の分かれ目に感じています。
血糖値測定機能については、自分がどの程度の食事を食べたときにどの程度まで血糖値が上がるかを知りたいと以前から思っていました。
そのため、血糖値の推移を測定する機能を持つ測定器として、「フリースタイルリブレ」を一度購入したことがあります。
ただ、これはセンサーを上腕部に2週間程度装着する必要があります。
センサーの使用期限が2週間であるため、2週間経つとセンサーをを交換する、または測定を終了しなければならないという点が不便さを感じる点でもありました。
また、いざ実物を見てるとセンサーにエグい感じの針が突き立っており、これを自分で刺すのかと思うと気分が萎えたという要素もありますw
(実際に使った人のコメントを見てるとほとんど痛くないそうです)
センサーを装着するので夏場は装着しにくい点や、家族や仕事上で着替えのタイイングを共有する人がいると「それ何?」みたいな感じになりそうな点も気になって、結局フリースタイルリブレは使用に至らなかったのですが、Apple Watchで測れてしまうことになるのであれば喉から手が出るほどほしい機能だと思っています。
3年後くらいに血糖値測定機能が実装されると見て今年Series7 (または6) を購入するか、血糖値測定機能が来年か再来年に実装されると見て今年は見送るか、ギリギリまで噂を待って決めたいと思います。
思ったより長い内容になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方がいたら最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。