おはようございます。
以前、Leica Tを購入した際に7artisansのレンズの後玉が干渉して3mより遠方に焦点を合わせられない問題が発生していることを書きました。
その後はロシアレンズのIndustar-26Mをオークションで購入してみたらうまく装着することができ、しばらくはIndustar-26Mを装着しっぱなしで使っていました。
とはいえ、せっかくレンズ交換できるミラーレスを購入したのでレンズを交換して画角を変えながら使ってみたいところです。
それでも購入してみてまた干渉すると怖いというところもあり、なかなか次のレンズを買えずにいました。
カメラ屋さんに行って装着・試用できれば問題ないのですが、ネットショップやオークションで購入するときなんかは試すことができないため、覚悟を決める必要があるかと思います。
そこで、今回使っているLeica Tの後玉が干渉する距離を測定して記録し、次回以降干渉して使えないレンズがあれば記録していくことにしようかな、と思いました。
失敗しても1つのブログネタになれば気持ちも救われるかなと思うことにしようと思います(笑)
計尺方法
早速測ってみました。
今回はLeica Tが許容できる後ろ玉の距離を測るのが目的なので、干渉したレンズを使います。
7artisans 50mm/f1.1のレンズです。
焦点さえ合えばこれ一本でしばらく楽しめたのですが…。
レンズを装着し、フォーカスリングを動かなくなる部分まで動かします。
小さくて見にくいですが、3m近傍で止まりました。
止まったところでフォーカスリングを養生テープで固定し、レンズを外します。
外したレンズをバヨネットマウントから計尺しました。
基準点をバヨネットのフランジ面にすべきか羽根?にすべきか迷ったため、両方計尺しました。
計尺結果
レンズを外して直尺を当てたところです。
本棚の本が溢れてカラフルになっているところに目が行きそうですが、無視してください(笑)
羽根から測定すると約7mm、フランジ面から測定すると約14mm程度でした。
片手で直尺を持って片手でiPhoneのシャッターを押したのでピントを操作することができませんでした…笑
こちらが最大までせり出させたところです。
1mm増えて、羽根から測定すると約8mm、フランジ面から測定すると約15mmでした。
あと1mm、内部に猶予があるか後玉がレンズ側に収まってくれていれば、問題なく使えたといことですね。
頼みますよ七工匠さん…。
ちなみに昨日、 新宿のカメラ屋さんでレンズを一つ購入しています。
その際に話を聞いてみたのですが、Leica TとMレンズを組み合わせようとした際に一部のレンズでは内部で干渉してしまう問題はメーカーにも認識されているとのこと。特に、昔の超広角レンズを組み合わせようとすると干渉してしまう可能性が高いようです。
「7artisans 50mm/f1.1は標準やん!」って思ったのですが、中国は独自路線過ぎてよくわかんないとのことでした(笑)
LeicaとかVoigtlanderのレンズなら、20mm近傍の超広角あたりまでは気にしなくても大丈夫ですよ、とのお言葉をいただきました。
Leicaレンズに関しては、マウントアダプターに対応するレンズが一覧になっているようですね。
とはいえ、装着する際に鍵になる寸法が公称されていないというのも違和感を覚えるので、Mレンズを入手した際は計尺してデータ化していってみようと思います。
今は測定方法にズレが多そうなので、ちゃんと測れる方法が思いつけばいいんですが…(^^;)