【読書記録】仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術 (鈴木真理子著) 明日香出版
ながらく読書記録を中断しておりました。
専門書を読む機会は多かったんですが、専門書ってほしい情報を探すために読むことが多いので、「読了」という概念があまりありませんでしたorz
専門書を含めれば本はちょいちょい読むので、復習がてら読書記録をすれば頭に定着するかと思ったのですが、調べ物のために使った本の読書記録ってどういう体裁でやればいいかのかなと、早速壁にぶつかってます(笑)
そんな中、最近久しぶりに専門書以外の本を読んで、ノートに読書記録まで書き終えた本ができました。
仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術 (アスカビジネス)
- 作者: 鈴木真理子
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2016/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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手帳とか、アナログの記録ツールに関する本です。
自分自身読書記録を取るために使っていなかったシステム手帳をノート代わりに使い始めたのですが、せっかくだからと思ってその他の使い方をネットなんかで調べたりしています。
この本もその一環で購入しました。
【概要】
デジタルツールが充実している中であえてアナログの手帳やメモを使うことの利点から始まり、それぞれのツールを上手く使うための小技など、手帳初心者やタスク管理、スケジュール管理が苦手な人には嬉しい情報が盛り込まれています。
「手帳」「メモ」「ノート」のそれぞれにおいて、「基本」の章と、「実践的な使い方」の章に分かれて構成されており、「基本」の章には著者が考える各ツールの担うべき役割が記載されており、「実践的な使い方」の章には各ツールを有効に使うためにどうすべきかが紹介されています。
【感想】
この本の中で自分がメモした内容はいくつかあるんですが、最も役に立ったのはスマホなどのデジタルツールに対するアナログツールの利点を紹介してくれている項目です。
[手帳]
- 電話しながら参照できる
- 取り出す → ページを開くまでが2アクション
- 眼の前にいる人に、「スケジュール管理をしている」という暗黙のメッセージを発することができる
[スマホ]
- 電話しながら見られない
- 取り出す → パスワード入力 → 画面を開く…など、3アクション以上
- 眼の前にいる人に、自分が何をしているのか伝わりにくい (ゲームをしているのか仕事をしているのか区別がつかない)
自分は元々就職活動時代に手帳を購入してスケジューリングをしていたのですが、就職後間もなくスマホが普及し始めました。
スマホのスケジューラなら予定の変更が容易な点や、クラウドで複数のデバイスに自動的に共有されることが決め手となってすぐにデジタルツールに移行していました。
一方で、ここで紹介されていた点については実際不便さを感じており、試しにシステム手帳でスケジュール管理をしてみるとスマホで管理するよりもマメに素早く記帳ができるようになって実際に漏れが減ったように感じるのが良かった点だと感じます。
ただし、まだ移行して間もないのでスマホでよく使っていたタスク管理アプリとの共存方法が確立しておらず、タスク管理アプリを確認する頻度が減ってしまって実質機能しなくなってしまいました。
タスク管理アプリはGTDのツールとして使用していたので、スケジュール以外の所で該が出る前にどういうタイミングでチェック・管理するかは早めに決めなきゃいけないなというのが現状手帳を試してみて感じている内容です。